未熟りんごの研究

未熟りんごを、
なぜ研究しているの?

熟す前の、青く小さなりんご。 私たちはりんごの研究を続ける中で、成熟したりんごとは異なる未熟りんごの成分の特徴に着目してきました。

このページでは、未熟りんごとはどんな果実なのか、これまで何を調べてきたのか、 そして、その研究をどのように栽培や商品づくりへつなげているのかをご紹介します。

木になっている青い未熟りんご

01

まず、未熟りんごとは。

熟す前の、青く小さなりんごです。

未熟りんごは、まだ成熟する前の若いりんごです。「早摘みりんご」「りんご未熟果」と呼ばれることもあります。

大きさは直径約3cm。完熟したりんごと比べると、およそ3分の1ほどです。

りんご栽培では、実の数を調整するため、成長の途中で一部の実を摘み取る「摘果」が行われます。 そのため、一般の店頭で未熟りんごを目にする機会はほとんどありません。

直径約3cmの未熟りんご
約3cm完熟りんごのおよそ1/3

02

なぜ、その成分に着目したのか。

未熟期に多く含まれる、ポリフェノール。

成熟の途中にあるりんごは、完熟したりんごとは成分の状態も異なります。

医果同源では、その中でもポリフェノールに着目してきました。

当社が掲載している既存資料では、果汁中のポリフェノール濃度を比較した一例として、 成熟りんご720ppm、未熟りんご7,800ppmという値が示されています。

果汁中のポリフェノール濃度の比較
720ppm
成熟りんご
7,800ppm
未熟りんご

※当社掲載資料の一例。品種・栽培条件などにより値は変動します。
出典:「食品と科学」1995, 1:100–103

03

何を研究してきたのか。

未熟果と成熟果、その両方を研究する。

医果同源の研究では、未熟りんごだけを単独で見るのではなく、成熟した果実との組み合わせについても調べてきました。

その研究の中から、成熟果実と未熟果実を用いた研究成果が特許として残されています。

研究記録をイメージした資料
2005

特許第3662248号

リンゴやナシの、成熟果実と未熟果実の両方を用いることで得られる免疫賦活剤

成熟果実と未熟果実の両方を用いた研究成果として、日本特許庁より取得した特許です。

2014

特許第5450952号

健康飲食物及び薬剤

リンゴ属の成熟果実と未熟果実を用いた研究から取得した特許です。

04

研究対象を、自分たちで育てる。

未熟りんごを研究するなら、育て方から。

未熟りんごは、完熟するより前に収穫します。

いつ収穫するのか。どのように育てるのか。木や畑がどのような状態なのか。 研究対象となるりんごを継続して調べるためには、その栽培についても自分たちで把握しておく必要があります。

そこで医果同源では、青森の自社農園「医果同源アップルバレー」で、研究に使うりんごを自分たちで育てています。

2011
化学農薬・化学肥料を使わない栽培への取り組みを開始
2014
11月、有機JAS認証を取得
医果同源アップルバレーについて読む
青森の自社農園
未熟りんごを収穫する様子

05

研究から、毎日飲めるジュースへ。

未熟りんご25%と、完熟りんご75%。

未熟りんごについて研究するだけでは、毎日の食卓には届きません。

未熟りんごを日々取り入れやすい形にするため、完熟りんごと組み合わせ、 2004年にりんごジュース「医果同源」の製造を始めました。

現在の商品も、未熟りんご25%と完熟りんご75%をブレンド。 青森県産りんご100%のストレート果汁で、甘さひかえめの、すっきり爽やかな味わいです。

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未熟りんごと完熟りんごを使ったりんごジュース

06

現在の研究

りんごには、果実だけでなく、葉などにもさまざまな成分が含まれています。

医果同源では、未熟りんごから始まった研究を、りんごの葉や栽培へと広げながら、現在もりんごについて調べ続けています。

研究で得た知見を、農業や新しい商品づくりへどうつなげられるか。その可能性を青森で探しています。

りんご葉の茶を見る

果実だけでなく、
りんご全体を研究する。

07

参考資料・研究の記録

このページで紹介した主な研究資料・特許です。

果汁中ポリフェノール濃度比較

「食品と科学」1995, 1:100–103(当社掲載資料)

特許第3662248号

成熟果実・未熟果実を用いた免疫賦活に関する研究

特許第5450952号

成熟果実・未熟果実を用いた健康飲食物及び薬剤に関する研究